Society学会概要

Chairman's messageごあいさつ

理事長 吉原 俊雄
(1. 東都文京病院, 2. 東京医科大学耳鼻咽喉科・頭頸部外科学分野)

Toshio YoshiharaChairman of Japan Society of Stomato-Pharynogology
(1. Tohto Bunkyo Hospital, 2. Department of Otorhinolaryngology, Head and Neck Surgery, Tokyo Medical University)

平成21年9月に開催されました総会において日本口腔・咽頭科学会理事長に選出され、このたび平成27年度の総会において再選、続投させていただくこととなりました。身に余る光栄とその責任の重さを痛感しておりますとともに本学会の更なる発展のために力の限り努力する所存でおります。

日本口腔・咽頭科学会は、日本耳鼻咽喉科学会の関連学会の一つであり、口腔・咽頭領域の基礎、臨床研究の研鑽と医療の向上を目的としています。平成4年にそれ以前の本学会の基礎となる日本扁桃研究会と日本口腔・咽頭科学会が合併し、今日までに20年以上の歴史を有する学会です。本学会の沿革と歴史については岡本健前々理事長と山下敏夫前理事長により、同ホームページに詳しく述べられておりますので是非ご一読頂ければと思います。

本学会は学術講演会において、口腔・咽頭領域における貴重な症例報告、検査・診断・治療に関する臨床研究および基礎研究の報告等がこれまで継続的になされていますが、それと同時に本領域に関する様々な提言を内外に行っていく役割も担っています。

耳鼻咽喉科疾患のうちとくに扁桃、味覚、咀嚼・嚥下、唾液腺、口腔乾燥、いびき・睡眠時呼吸障害、咽喉頭異常感、舌、口腔・咽頭・唾液腺に発生する様々な腫瘍や炎症などの疾患に対応し、その領域は極めて多岐に渡りますが近年の研究発展には目覚ましいものがあります。また、耳管・中耳、鼻腔、喉頭領域の疾患とも密接に関係する部位でもあります。一方で、他科との境界領域も存在し、診療にあたり明確な境界を規定することと適切な連携を構築していく必要性もあります。本学会はホームページ等を通じて、患者さんに判りやすい情報を提供していきたいと考えておりますが、さらに診療所の先生をはじめ、病院勤務の先生、医育機関に所属する先生方にとりましても、有益な情報を発信すべく学会役員一同努力する所存でおります。

平成27年には本学会の総力を挙げて、「口腔咽頭の臨床」第3版を発刊いたしました。耳鼻咽喉科診療にとりまして貴重な知識・知見を提示できるものと自負しております。ご一読いただければ幸いに存じます。

日本口腔・咽頭科学会の発展のためには是非数多くの先生方の学会参加をお願いしたいと存じます。研修医・学生の皆さんも毎年9月に開催されます学術講演会には自由に参加できる体制が整っておりますので奮ってご参加ください。興味を持たれる先生方のご支援とご入会を心よりお待ち申し上げております。

I am honored to announce that I have been re-elected chairman of the Japan Society of Stomato-Pharyngology (JSSP) as of September, 2015. I have been greatly supported by its members since my first election in 2009.

JSSP is one of the related societies to The Oto-Rhino-Laryngological Society of Japan with over 10,000 members, and entrusted with a mission to encourage the basic and clinical research in the field of stomato-pharyngology. It has 1,400 members and the year 2009 marked its 22nd annual meeting. Dr. Ken Okamoto (1992-2003) and Dr. Toshio Yamashita (2003-2009), former chairmen, have contributed greatly to the society.

JSSP has published texts regarding the examinations’ manual and the atlas (1st and 2nd edition) of the diseases, guides of sleep apnea syndrome and taste disorder which have greatly influenced Japanese otolaryngologists.

In 2015, we have published the 3rd edition “Clinical Practice of Stomato-Pharyngology” which includes basic knowledge and new information in stomato-pharyngological field. We hope that this text will prove useful to many otolaryngologists.

In the annual meetings we present and discuss case studies as well as basic and clinical research regarding the functional or inflammatory diseases and tumors arising from the tongue, oral cavity, tonsil, pharynx and salivary gland and others.

It is my desire that the number of members will continue to increase in the future, and that various researches in the fields of stomato-pharyngology will progress along with JSSP.