パワーデバイスを用いた口蓋扁桃・アデノイド手術の手引き
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コラムどこまで取ればいいのか?─マイクロデブリッターとコブレーターの利点と欠点を知る─ 被膜内口蓋扁桃摘出術(PIT)に使用するパワーデバイスの違いにより、下図に示したような利点と欠点があるので、症例によってこれらのデバイスを使い分ける。 私は、PIT 初心者は、被膜構造のわかりやすいマイクロデブリッターから始める方が、「どこまで取ればいいのか?」が掴みやすいと考えているが、慣れればいずれのデバイスも扱いやすい。しかし、年少児やハイリスク児では、術中の出血も少ないコブレーターを選択している。 全例、被膜が出るまで取り切る必要はない。PIT のコンセプトは、あくまで 80-90%程度の切除を目指すことであり、むやみやたらと深追いし過ぎないことである。(文責:伊藤真人) パワーデバイスを用いた口蓋□桃・アデノイド手術の手引き26被膜内口蓋□桃摘出術で用いるデバイスの使い分け

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