パワーデバイスを用いた口蓋扁桃・アデノイド手術の手引き
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【手術室のセッティング】 基本的な手術セッティングは、従来の口蓋扁桃摘出術(cTE)に準じる。 内視鏡下でのパワーデバイスを用いた PIT 手術のセッティングを下図に示す。 顕微鏡や外視鏡を用いる場合には、モニターの位置を適宜調整する。基本的な手術セッティングは、通常の口蓋扁桃摘出術に準じるが、術者が両手操作を必要とする場合には助手が内視鏡を保持する。 アデノイド切除も同時に行う場合(パワーデバイスによる被膜内口蓋扁桃摘出・アデノイド切除術:Powered Intracapsular Tonsillectomy Adenoidectomy PITA)では、術者の好みではあるが、鼻内視鏡手術と同じように患者の右手側に立ち、サブモニターを見ながら切除を行うこともできる。・硬性内視鏡を用いた PIT 手術の利点は、以下の 3 点である。 ①摘出部の状態を拡大視下に鮮明に視認可能である。 ② 開口不十分で直視下では視野が取りにくい症例でも良好な視野が得られるとともに、内視鏡とパワーデバイスが入れば手術を完遂できる。 ③手術チームの全員が、術者と同じ術野を見ることができる。 パワーデバイスを用いた口蓋□桃・アデノイド手術の手引き23

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