18https://sites.google.com/view/p18-bizact/%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%A0VTR【バイザクトによる被膜外口蓋□桃摘出術の Tips & Pitfalls】・手術機械 ほとんどの手術手技は、□桃把持鉗子とバイザクトのみで行うことができる。・局所麻酔 粘膜や□桃周囲への局所麻酔の注射は行わないほうが容易である。・上極から下極に向かって口蓋□桃を起こしていくと手技が容易になる。 海外の文献においても上方からの手技を推奨している1)。・□桃被膜に沿った剥離 ハンドルを上手に使うことでカーブドジョーによる剥離を行うことが可能であり、被膜に沿って剥離しながら流入する血管や癒着部位をシーリングし切離を行う。・止血操作 止血の際には出血点を鉗子で把持してその部分をシールしてもよいが、範囲が広くなってしまうことがある。そこで、少しジョーを開けた状態で出血点を挟み、タクタイルスイッチを指で押すかフットスイッチを踏むことで出力を行うことも可能である。・手技に慣れると片側 5 分以下で摘出可能となる。バイザクト□摘に関するラーニングカーブについて検討した論文では最初の 3 例から 5 例を過ぎると手技が安定することが報告されている2)。・古典的な口蓋□桃摘出術と同様に、被膜に沿って切離を進めることが最も大切であり、それを守ることにより素早くきれいに摘出を行うことが可能である。・小児の手術 小児における手技について成人と大きな違いはないが、□桃周囲組織が租であるため、□桃被膜を見失った状態でジョー全体を用いてシーリングを行いながら摘出を進めてしまうと、ほとんど出パワーデバイスを用いた口蓋□桃・アデノイド手術の手引き
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